ソシオニクスの基礎

レインの二分法とは

レインの二分法(Reinin dichotomies)は、ロシアの研究者グレゴリー・レインが提唱した、ソシオニクスの16タイプをより精緻に分析するための15の分類基準です。

ユングの4軸からの拡張

本来、ユング心理学およびMBTI・ソシオニクスの基礎は「外向/内向」「直観/感覚」「論理/倫理」「合理/非合理」の4つの二分法(Dichotomies)で構成されています。 しかしレインは、これら4つの基準を数学的(ブール代数)に掛け合わせることで、新たに11個の二分法を導き出し、合計15個の基準でタイプを判別できるようにしました。

代表的なレインの二分法には以下のようなものがあります。

  • 静的 / 動的 (Static / Dynamic): 物事を連続したプロセスとして見る(動的)か、スナップショット的な断片として捉える(静的)か。
  • 戦術的 / 戦略的 (Tactical / Strategic): 目標よりも道のりや次の一手を重視する(戦術的)か、道のりよりもゴールラインそのものを重視する(戦略的)か。
  • 陽気 / 深刻 (Merry / Serious): その場の感情的な結びつきや空気感を大切にする(陽気)か、客観的な事実や個人的な関係性を重視する(深刻)か。

これらを活用することで、対面でのインタビューや文章から16タイプを特定(タイピング)する際の精度が飛躍的に向上するとされています。

監修:Tsukada Takahiro

人材業界歴24年・求職者面談 累計1,000名以上。ソシオニクス・エニアグラム等の産業心理学を実務に応用し、Aqsh Prismaを自社開発。